夜の八百屋



さて、これはどこか山に行った帰りに撮ったことは覚えているが、いつの写真だったか。真っ暗になってからも店を開いている八百屋さんが何となく珍しくて三脚なしで写真を撮ってみたところ、家に帰ってみたら意外とブレてもおらずうまく写っていたという1枚。手前にどこかのおじさんがデカデカと写っているのが惜しいのだが。

色とりどりの商品がところ狭しと積まれ、白熱灯の黄色い明かりがそれらを浮き立たせるように照らしている、という光景は、どちらかというと東南アジア的な雰囲気がある。日本も、あちこちの商店街や上野のアメ横などで、ふとそういうアジア的な雑然とした感じが目につくことがある。その度に、ああ日本もやはりアジアの一員なのだと改めて思うのである。

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